数秘術 高次

なぜLPNが9の人は人生に苦しみが多いのか?

SRコンサルタントのやすとです。


共感力、柔軟性、受容性、包容力、思いやり・優しさ、人道主義、1~8までの数字を内包する、多様な才能、変幻自在、優柔不断、完成へと向かわせる力、理想主義、俯瞰力、達観、客観性と理解力・評論力・洞察力、無私無欲、隠遁傾向といったキーワードを基に解説される数秘9。 今回はこの数秘9をLPN (ライフパス ナンバー:人生の通り道) に持つ場合の人生への影響や人生経験について考察していきたいと思います。

まずLPN (ライフパスナンバー:人生の通り道)について少し解説しておきます。

数秘からのエネルギー的な影響の7割はLPNから来るとも一説には言われますが、僕の7年以上に及ぶ研究と考察に基づけば、これはLPNがその方の思考パターンを次第に構成し、生き様となり具現化してくるからです。

よって【LPN = 思考パターン】と表記できます。*LPNはあなたの生年月日を一桁になるまで、あるいは11、22、33いずれかが出るまで足し算して求められる数字のことです。


では LPNが9の人は人生でどのような経験をすることになるのでしょうか。


まず、この記事を書いている僕自身のLPNが9であり、僕の30年以上の人生経験及び、同様にLPNに9を持つ他者の人生経験のヒアリング結果を考察してみると、往々にして ”積み上げたものが無に還る経験、苦しみを味わった経験、一般社会に自然に馴染めない経験” が共通して浮かび上がってくることに気付きました。 この共通点に目を通すだけで、”LPN9の人って生きるの大変そう...” と感じてしまいますよね(^^;  その原因を以下でそれぞれ考察していきます。



まず ”積み上げたものが無に還る経験” についてですが、なぜこういった現実を経験しやすいかというと、


9という数字【1~8の全てを内包する数字】であり、それはつまり【無】を意味するからです。


なぜ【無】なのか?

9という数字が1~8の全てを内包する数字であるならば、何もない状態の【無】とは逆方向に向かわなければいけないのではないか? と直感的には感じるのではないでしょうか。


しかしそれが実は逆なのです。


人の意識というのは、所有するものが多くなればなるほど混乱しやすくなり、同時にある対象に囚われやすくなります。

意識が囚われていると【今ここ】を感じ取れなくなる。

その【今ここ】には実は全てが存在しているのです。

それは数秘術の観点で表現すれば、【今ここ】には肉眼には見えずとも、実は【1~8 の全て】が既に存在しているということ。


そして人は心を【無】にすることを通して【今ここ】を感じ取ることができるようになり、宇宙 (1~8 の全てを内包する完全なエネルギー場) とのつながりを強化できます。

瞑想、ヨガ、武道等で呼吸法が重視されるのは、呼吸に集中することで雑念を排し、心を【無】にし、【今ここ】を感じとりやすくなるからです。


故に、LPNに9を持つ人が ”積み上げたものが無に還る、あるいは自分から無に還してしまう(=俗に言う断捨離)経験” をしやすいのは、LPN9の人の思考が【無】の状態へと向かいやすいからなのです。

この性質から数秘9のキーワードとして【無私無欲】が生まれたのもうなずけるのではないでしょうか。物質化の数秘8の真逆をいく数秘と言えます。



では次に ”苦しみを味わった経験” について考察してみます。
数秘9は完全性へと向かうベクトルを持つのですが、まず人として生きるために私たちは生物としての人体に収まって生きているわけで、その人体にも不完全あるいは理想から離れた部分が誰にでもあります。そしてその人体という本来不完全な制約の中完全性へと向かうエネルギーの9が収まるわけですから、苦しみの感覚が自然に生じてくるのは当然なのかもしれません。 また上記で解説したように、完全性へのベクトルは究極的には【無】へ還ることを示唆します。故に、人体に収まって存在し続けるためには物質化の流れを維持しなければならない一方、思考は【無】の状態へ向かうという矛盾にさらされその二律背反を抱えたまま生きることを強いられるために生きる過程で苦しみが生じてくる、と想像できるのではないでしょうか。そしてLPN9の人はその影響から自分が取り組む対象において完璧ともいえる理想像を抱きやすく、その理想像と現在のギャップをを埋めようとした際に生じる困難や課題解決のプロセスにおいて苦しみを経験することが多いようです (この2つ目の経験については僕自身にもとても当てはまることでした)。


3つ目に "一般社会に自然に適応しずらい経験" についてですが、これは数秘9のキーワードからすると直感的に多くの方が抱くイメージの逆なのではないかと僕は想像します。なぜなら数秘9を象徴するキーワードに、共感力・柔軟性・受容性・変幻自在といったまるでLPN9の人は適応力がかなり高いのではないかと感じさせる言葉が並んでいるからです。確かにLPN9の人は周囲の状況を観察し、”その場で必要な役を演じて適応する力” は高いかもしれません (変幻自在と言われる所以)。しかし数秘9は数秘1~8全てを内包しているため、そのどれかに焦点を当てることでその数秘を演じることはできるのですが、あくまでも存在の本質は【全てを内包した9】であり本来その中にある1~8の割合は均等であるため、エネルギーを消耗しながらの焦点を合わせた適応変化そこには数秘9へと戻そうとする反作用のエネルギーが生じているのです。ここで一般社会がどのように構成されているかを考えてみると、社会は数秘1~8のどれかを強く発揮している人が、それぞれ適材適所に配置されて構成されていることに気付きます。しかしLPN9の人は本質的にはそのどれでもなく、まるで高所から人間社会を俯瞰する場所にいるのが本来の居場所(空?)であるため、一般的な現実社会では適応しずらい感覚 (収まりにくい感覚) を抱きやすいのです。 結果的に、精神のエネルギーを温存するために隠遁しやすくなるというのもうなずけるのではないでしょうか。



上記でLPN9の人が人生で経験しやすい典型的な3つの苦しみについて考察してきましたが、上記を通して ”なるほどな” とご納得いただけたのではないでしょうか。 同時に、その典型的な苦しみの原因について解き明かすことで、なぜLPN9の人には共感力、受容性、包容力、思いやり・優しさ、変幻自在さ、俯瞰力、客観性と理解力、洞察力、といった長所が人生を通して養われていくのかも、私が一つ一つ解説せずともご理解いただけるようになったのではないかと思います。 



上記で解説した典型的な経験から分かるように、LPN9を持つ人は人知れず苦しみを感じて生きていたり、精神的なエネルギーを温存するために一人でいることを選んでしまっていることが多いです。ですので身近にLPN9の方がいる方は時折そっと寄り添って手を差し伸べてあげると、きっととても喜ばれると思いますよ。


LPN9の人を理解してあげられる人が一人でも多くなることを願って^^



やすと

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